標高3650m、世界最高所にある首都として知られるラパス。
すり鉢上の地形となっており、低地が高級地で高地はスラム。空気が薄いのが理由。
奥に見える山は、イリマニ山（6402m）。

斜面に民家がぎっしり。

街の中心部、サンフランシスコ寺院前。空港から市内へ来るならここが目印。手段はミニブスが便利だ。ターミナル前で待ち伏せているので、声を掛けるとよい。料金はUS$1。
この寺院は誰でも入れる。この時、ミサが行われており、参加者は「コンドルが飛んでゆく」を合唱していた。ここがアンデスなのを実感。

民族衣装に身を包む女性。夕方のマーケットの光景。

買出しのおばさん達。

路上マーケット。人々にカメラを向けると顔を背けてしまう。

お土産屋。値段は全て交渉によって決まる。妥協せずに挑もう。

布の山。ボリビアのお土産に最適（使い道には乏しいが・・・）。

ボリビアは首都ラパスといえども物価は安い。この宿、一泊US$5。バス･トイレ共同。

ラパス市内からバスで約30分、ゴツゴツとした岩が谷一面に広がる「月の谷」と呼ばれる場所。バス停が分かりにくいので、運転手にでも一言声をかけておくと安心。

コパカバーナ港から太陽の島、Isla del Solまでの船。コパカバーナ港の小さなチケット売り場で手続きを行う。
早朝の出発である。身が引き締まるような空気の中、ディーゼルエンジンをふかして船は進む。なんと、舵を切る男は寝ていた。大丈夫か？

澄んだ湖、澄んだ空、遥か彼方の雪山が美しい。

太陽の島、Isla del Solに到着。コパカバーナとこの島は往復3時間ほど。
この島、景色を楽しむ以外なにもすることがない。観光施設もない。帰りの船が来るまで数時間とのことだし、ヒマだから山でも登ることにした。

段々畑が広がる。人が住んでいるようである。
この先、チチカカ湖とその先のアンデス山脈を一望できる絶景ポイントまでは徒歩。チチカカ湖の標高は3820m、息が切れる。
しかし時間に余裕はなくとも、チチカカ湖に行ったら是非訪れたい場所である。何もないけど・・・。

コパカバーナの町をチチカカ湖から写す。

夕方、主婦たちは買い物に繰り出す。

ラパスとコパカバーナ間、チチカカ湖を横断するのだが、橋がないので船で渡る。バスも船で渡る。沈まないか心配だった。

浮くバス。妙な光景。

ラパスとコパカバーナ間。アンデスの山並みを車窓から一枚。

「太陽の門」という名前の遺跡。ティワナコ遺跡といえば、これが紹介される。

半地下神殿。歴史に疎いためここがどういう遺跡なのか良く分からない。ラパスで時間が余ったら時間つぶしにいかが。

鉱山の町ポトシと、富の山「Cerro Rico」。世界遺産に登録されている。
町を歩いていると、銅山ツアーに参加しないかと声を掛けられる。狭い鉱脈を歩くらしく、かなり汚れるらしい。それよりも先に体調を整えたい。

サンフランシスコ教会。教会の屋上は無料展望台となっている。係員に登りたいと言えば案内してもらえる（言わないと登れない）。市内を一望する場所としてお勧め。

ウユニ行きバスはここで予約する。座席表に名前を書き込んでお金を払えば予約は完了する。乗り場は違うので注意。

町は石畳となっている。
この頃、高山病による激しい頭痛に耐えるので精一杯。

旧造幣局前で見かけたアイスクリーム屋。

ラパスからの夜行バスでポトシに到着。高山病の症状が強く出て頭が痛い。近くの喫茶店でコカ茶を飲むこととした。
作り方は簡単。まず、コップにお湯を入れる。そこに乾燥したコカの葉をつっこむ。軽くかき混ぜて出来上がり。青臭くまずいが、頭の痛みが治まるのならば飲むしかない（見た目は水槽の水!?）。
コカの葉とは、コカインの原料となる。ボリビア国内での消費は合法だが、国外に持ち出すと麻薬所持で逮捕される。コカの葉はもちろん、コカ製品のお土産は注意。

平地も走る。たまにリャマやアルパカの群れに遭遇する。

途中のドライブインで休憩。小さな雑貨屋が一軒。

ウユニ駅。ボリビア高原鉄道が走る路線である。この時間は人気もなく、なんとも言えない寂しさが漂っていた。

３日後のウユニ発ラパス行きの夜行バスを予約しようとバス会社の窓口を数箇所訪ねたが、言葉が通じない。スペイン語の単語の羅列と筆談でどうにか理解してもらっても、相手の言っていることが解らない。本当に予約が完了したのか、心配だった。
ちなみにバスの予約は、バスの座席表に自分の名前を書き込んでもらうことにより完了する。